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500年以上続く伝統の祭り『岳の幟』 メインイメージ画像

 

室町時代の大干ばつの時に、村人が夫神岳の山の神の雨乞いをしたら雨が降ったことから

各家で織った布を奉納し、感謝と祈願をしたのが始まりといわれ、以来500年以上も続いている

『岳の幟』

 

 

2022.7/16日曜日

三年ぶりに行われたこの『岳の幟』

今回も、日の出前に上部に笹のついた竹竿と巻いた布を担いで夫神岳に登り、

日の出とともに九頭竜神の石祠に布と神酒を供え、郷中の安全と五穀豊穣を祈ります。

 

里に下りてきた一行は温泉街を一巡した後、別所神社へ

 

 

木製の鳥居に歴史を感じる

 

 

女将ちゃんもいざ!別所神社へ

 

 

ここまでは、すごーく静かでしたが、石段を登りきると

 

 

皆さんスタンバイしてました!

 

 

いよいよささら踊りが始まります。

 

 

ささら踊りは、竹の枠に牡丹の造花をつけた花笠をかぶり、浴衣を裾を短かに着て水色のたすきをかけ

黄色の手甲脚絆に赤緒のいつけ草履を履き、鼻筋に白粉を塗った小学校中学年以上の女子が演じます。

 

 

突き抜ける青空のもと、華やかな踊りがお祭りを盛り上げます。

 

 

今年は、子どもたちの保護者から、子どもたちの思い出作りに是非!との要望があり実現しました。

子どもたちにとっても忘れられない一日となった事と思います。

 

 

ささら踊りの後は、竜頭青面の雄獅子二頭と竜頭赤面の雌獅子一頭が、

両手に持つ撥で腰太鼓を打って踊ります。

 

 

見事な三頭獅子の舞が奉納され、お祭りもクライマックス

 

 

500年以上続く『岳の幟』

未来につなぐお祭りの想いが天に届いたようです。

今年も恵みの雨に感謝。